🌿第10話:母の救急搬送で、止まっていた時間が動き出した日

毎日お疲れさまです。いかがお過ごしですか? 凛🌿です。

早発閉経という喪失感から、
心にフタをして過ごした1年間の引きこもり生活。

「このまま外の世界とは関わらずに生きていきたい」
そんなふうに思っていました。

その静かな時間を破ったのは——
母の救急搬送という、逃げられない現実でした。

距離をとっていた母の知らせ

離婚や自分自身の体調のこともあり、
母とは数年間、意識的に距離をとっていました。

正直、あまり良い関係ではなかったと思います。

そんな中で届いた連絡。

🚑️「母がトイレで出血し救急車で運ばれた」

この一言で、私の引きこもり生活は終わりました。

昔から家族の「繋ぎ役」だった私には、
「私が動くしかない」
という選択肢しかなかったんです。

パニック障害の不安を抱えたまま、
私は数年ぶりに実家の門をくぐりました。

怒涛の日々のはじまり

実家に入った瞬間、私は言葉を失いました。
そこにあったのは……数年の間に変わり果てた

🏠「ゴミ屋敷」の光景

正直、どこから手をつければいいのか分からず、途方に暮れました。

そこからは、本当に一瞬も余裕のない日々でした。

・母の病院へのお見舞い
・山のようなゴミの片付け
・業者を手配しての清掃
・今後を見据えた内装工事

パニック発作をだましだまし抑えながら、
ただ目の前のことをこなす毎日。

やるべきことが次から次へと押し寄せ、
心身ともにクタクタで、ただ毎日をこなすだけで精一杯でした。

「認知症」だと思っていた

母は当初、「直腸潰瘍」と診断されていました。

でも、その様子はどこかおかしい。

「亡くなった人が来た」
「お祖母ちゃんが迎えに来た」

その他にも色々……。
見えないものが見えている様子……。

そんな言葉を聞いて、
私は「認知症になったんだ」と思い込んでいました。

運命を変えた一言

その後、「胃がん」が見つかり、
別の病院で手術を受けることに💉

そこで出会った先生が、
母を見てこう言いました。

「橋本病(甲状腺機能低下症)ではないか」

検査の結果、
重度の橋本病による精神症状だと分かりました。

すべてがつながった瞬間

🏠ゴミ屋敷の原因が

・病気による強烈な疲労
・白内障による視力低下

白内障は後日、
一人では歩けないほど、
視力が悪化していたことが分かりました。

そういった体の不調が重なっていたことが分かりました。

適切な治療が始まると、
母の状態は少しずつ回復していきました。

凛の縁側つぶやき

正直、
あの頃は何度も涙を流しました。

パニック障害の中での介護は、
本当に「地獄のような時間」だったと思います。

でも今は思います。
あの時の私は、本当によくやっていた

あとから知ったのですが、

「認知症だと思われていた症状が、実は橋本病だった」

というケースもあるそうです。母はまさにそうでした。

もしかしたら今、
あなたが抱えている「しんどさ」にも、
まだ気づいていない理由があるのかもしれません🌿


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